生活習慣病とウォーキング
人間の身体と頭は廃用性萎縮といい、使わなければ衰えていき、老化に拍車がかかっていき、適度に使って行けば老化に歯止めがかかります。特に脚の筋肉は上半身の筋肉に比べて二倍もの早さで衰えていきます。老化は脚からといえます。ウォーキングのようにゆっくりと続ける運動は有酸素運動とよばれ、体脂肪を燃焼してエネルギー源とします。歩く事は全身運動で、それだけで肥満や生活習慣病の予防につながります。定期的に行えば全身の持久力のアップにもつながります。脚を動かさないと骨からカルシウムが溶け出すことも分かって来ています。寝たきりの姿勢で8日間過ごしたアメリカの宇宙飛行士の骨からは、20パーセントも減るそうです。脚は第2の心臓といわれるほどで、歩く事によって全身の血行が良くなり、心臓の負担も減り、生活習慣病の改善も期待できます。健康を維持するためには長続きすることが大事で、楽しくのんびりすることがなによりです。歩く楽しさを身につけウォーキングを習慣としましょう。

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